「おおかみこどもの雨と雪」感想。
今日、「おおかみこどもの雨と雪」観てきた。
まず、映像が圧倒的に美しくて感動した。特に親子三人で雪山を走る所。あれ、CGだよね?すごかった。それと雨が師匠と行動してる時の風景。山の峰が美しかった。
花が1人で雨と雪を育て、奮闘する様を観て「生きるって大変だなぁ」なんつうことを思った。花の強さにただただすごいと思った。序盤で不幸な出来事があって、暗い物語になってしまうのかと思うが、花が明るくて強いから、物語が暗くならない。すごい。
随所随所で感動して、素晴らしい映画だなと思ったんだけど、いかんせん終わり方が微妙だった。あっさりしすぎていたからか、「え?これで終わり?」と思ったし、ED曲もいまいち盛り上がらないし、余韻に浸らせてくれなかった。
ナレーションが雪視点だったのもよくわからない。後で雪が成長して大人になったシーンがあるのかなと思ったがそれもなかったし。なんとなく、腑に落ちない視聴感。
この腑に落ちない感を払拭するために、来週もう一回、おおかみこども見に行こうと思う。なんてったって映像がすごくきれいでもう一回観たいと思ったし、もう一度花の生き様を観たい。
映画見終わった後、本屋で小説版のおおかみこどもを買って少し読んだ。文章読んでると、つい先ほど観た映像が浮かんできて追体験できるし、映像を観るだけではわからなかったシーンの内容や心理描写などが読めてすごくいい。こういう楽しみ方ありだな、と思った。
- 作者: 細田守
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2012/06/22
- メディア: 文庫
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